売れない営業と売れる営業の違いは何か
2017年11月24日
今回は、売れる営業と売れない営業って、結局何が違うの?と聞かれることが多いので、
わたしたちの経験をまとめてみました。
もし、あなたの会社にも売れない営業がおりましたら、今後の教育の参考になればと思いますし、
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それでは、売れない営業と売れる営業の違いを記事で紹介していきましょう。
目次
■売れない営業と売れる営業の特徴
まず、売れない営業マンの特徴です。
●サービスの機能やメリットの紹介・説明が中心。
●少量のヒアリングだけで、すぐ提案をしたがる
●お客様から価格が高いと言われる事が多い
●お客様がなぜ買ってくれないか明確に説明できない
●初回訪問後、2回目以降の訪問につなげられない
●相手の立場に関係なく、同じ売り方(説明の仕方)
いかがでしょう?
ひとつでも当てはまる場合は、まだまだ案件化率・受注率の改善の兆しがあります。
逆に売れる営業マンの特徴です。
●サービス見せなくても買ってもらえることがある
●商品を理解してもらうよりも相手の理解に努める
●受注までの販売プロセス(イメージ)が明確化されている
●抑えるべきキーマンの把握が早い
「サービス見せなくても買ってもらえることがある」は結果論ですが、それ以外は、意識的に行っている思考と考えています。
この思考が不足している事を認識し、思考を身につければ、売れる営業マンになることができます。
■BtoB商材を販売しているわたしたちが行うべき、営業とは?
コンサルティング営業、ソリューション営業という言葉を聞いたことがあると思います。
【コンサルティング営業】とは、
▶お客様へ価値を提供
▶お客様へ新たな価値を創出
と考えています。
では、【価値】とは何かというと、
(ベネフィット)ー(コスト)
つまり、売上向上、コスト削減につながるお客様が気付いていない、解決を諦めていたことに対して解決策を提示すことが価値です。
わたしたちもそうですが、商品を買う事自体は非常に好きだと思います。
ただ、お店にいって定員の方に声をかけられるのが苦手なのと一緒で、わたしたちの「顧客」も”売りつけられる”事が嫌いなのです。
なぜ、嫌なのかというと、
”売り手”が”買い手”を支配されている状態だから、と言われています。
一方、買い手は、●●という課題に対し、解決策は考えています。
その解決できるソリューション自体が、顧客である買い手が持つ”ビジョン”です。
”売り手”は、”買い手”は対し、このビジョンの提示をすぐにしたがります。
つまり、自社商材の紹介をすぐにしたがるのですが、これは普通の状態です。
営業センスがないわけではなく、誰でも通る道で、知らないだけなので、知っている状態にしてあげる事から始めていくべきです。
■売れない営業は2つに分類できる
上記でも記載しましたが、売れない営業は、知らないだけというケースが多くなります。
これはできないではなく、知らないだけですので、営業からジョブチェンジを検討するにはまだ早いタイプです。
営業のタイプを4象限にまとめてみた表がありますので以下に記載します。
上記の特性によって、改善に必要とされる要素が異なってきます。
「C」は一般的に言われるなぜか営業が上手なセンスで営業をするタイプの方です。
この方には、狙ってなれるわけでもないですし、この方は独特の完成で営業をしているため、「A」にするのは難しいです。
そのため、特に注目すべきは、売れる営業マンになる可能性が高い「D」と「B」にあてはまる方です。
知らないから売れないタイプは、営業として必要な要素が欠けている(知らない)可能性が高いです。その必要な「要素」を自らにしっかりと理解させることで、営業として大きく飛躍するための基盤を構築することができます。
知っているのに売れないタイプは、営業としての経験値が足りていない可能性が高いです。経験をつみ、しっかりと基礎概念に沿った
「訓練」を重ねることで、売れる一人前の営業へ大きく成長させることができます。
つなり、基礎はわかっているので場数を踏ませることが近道です。
■知らないから売れない営業マンが知っているけど売れない営業マンになるために
知らない営業から売れない営業マンから、まず、知っているけど売れない営業マンになるために、
必要な要素して例えば、以下のようなものがあります。
営業としても、Mind、Knowledge、skillです。
skillは経験を積むことが重要であるため、時間がかかるとしても、
MindとKnowledgeは新人営業マンには特に教育時必要な要素です。
Mind教育であれば、
・営業とはどうあるべきか?どういうものか?
・テレアポはなぜするのか?どうするべきか?
など考え方を伝えていくべきです。そうしないと作業として捉え、成長思考をなくしてしまいます。
Knowleadgeに関しては、この記事の内容や、本ブログで紹介しているような、リストの重要性など、
概念的な知識です。
これを知っている知ってないではその後の基礎力と他の人への指導力に差が出ます。
営業に関しては商材や環境によって変わるものもあるため、
ここで紹介している内容を参考に、自分にあったやり方を構築して頂くのが理想です。
今回は以上となります。
それでは、上の緑色の「相談・お問合せ」ボタンより、ご連絡をお待ちしております。